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この世の楽しそうなこと全て体験しないと気が済まない

はじめてのかくていしんこく

去年会社を辞めてフリーランスになったので、はじめて確定申告というものをしました。

独立するぞ!と意気込んでよく調べた上で退職したわけではなく、結婚で引っ越すんで物理的に通えないっす辞めます、と言ったら前職の人が仕事くれるようになったので、フリーランスの基礎的な知識がまるでなくていろいろとつまづいてしまった。

 

源泉徴収 

私は源泉徴収というものを本当にまったく理解していませんでした。「なにかいつも給料から引かれている」としか思っていなかった。フリーランスの初仕事で入金してほしい額をそのまま請求額として請求書を発行したら、なんか9割弱くらいのお金しか振り込まれなくてめちゃくちゃびっくりした。

「な……なんで!?」とクライアントである前職の先輩に聞いたら経理部に確認してくれて、そこではじめて「デザイン費の報酬には所得税がかかり源泉徴収される」ということを知ったのです。これ相手が旧知の仲じゃなかったらヤバかった。

ていうか源泉徴収ってなに、と思って調べてはじめてサラリーマンが確定申告をしなくていい意味も年末調整の意味もわかりました。なんて無知だったんだ…

 

学生の頃していたアルバイトの業務の一つに、ECサイトで商品の着用モデルをキャスティングする仕事があった。モデルさんの報酬について「3並び」「2並び」と表現することがあって、3万円の仕事だったら税金が天引きされる分を含めて報酬は¥33,333にするんだよということをかなり噛み砕いて説明されたことがあった。当時は赤ちゃんだったので仕組みを理解しないまま数字として覚えていたけど、源泉徴収の仕組みを調べていた時に「あれってこれのことか!!!」と6年越しくらいに理解してその遅さに思わず笑ってしまった。でもおかしいなぁ今私は源泉10.21%で計算してるのに…と思ったら東日本大震災後に復興税が加わって税率が変わったらしい。当時は10%だった。

 

退職金と失業手当は関係ない

どっちも必要な書類だろうと思って握りしめて行ったけど、失業手当に所得税はかからないし退職金は一千万以上じゃないと関係ない話だった。一千万円ほしい。

 

社会保険料関連

ところが国民健康保険とか年金とかの領収書がもうどっかいっちゃってて、ダメ元で持ってきた領収書じゃないなんか払った金額書いてあるやつはいらないと言われ、来年は捨てないでくださいねと税務署のお姉さんに優しく諭された。

 

医療費控除

去年痩せる漢方薬を買ったのと銀歯をセラミックに変えたのとかもろもろ合計したら10万超えてたので申請できた。痩せる漢方薬は効いたのかどうか今となってはわからない。

 

提出はしたものの

サラリーマン生活ではバックオフィスのありがたみを理解していなかったことがはじめて分かりました。これまでの人生で出会った人事・経理・総務ほか管理系の人々の顔を思い浮かべて膝をつき祈りを捧げた。あなたの会社の新卒に代わって謝ります、感謝が足りなくてごめんなさい。

会社を辞める時に、4人の営業マンだけの関西支社に籍を移したらどうかという話もあり、一瞬(そうしておけばよかった……)とフリーランスのややこしい手続きのあれこれに疲弊してタラレバが脳裏をよぎったが、在職中から超嫌だった仕事をスケジュールを理由に断ることができた時、「私は自由!!!」と叫んで気持ちよかったので行けるところまで頑張ります。いつも息継ぎのない文章しか書けない。

 

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29歳になった