ベビーベッドはいる?いらない?問題
この記事は赤ちゃんの寝かしつけや夜泣きのお悩みを解決する「スリープコンサルタント」としてのブログです。そのうちブログを分けて整備したいのですが、コンテンツ貯めるためにしばらくこのブログで更新の癖をつけていきます。
育児用品の中でも「いるいらない」の意見が分かれがちなベビーベッド。
「寝かせたら泣くから結局物置になった」
なんてことを聞いたことがある方もいるかもしれません。
そんなベビーベッドについて小児スリープコンサルタントの観点から解説します。
まずは結論から。
ベビーベッドはあった方がいいよ〜!
赤ちゃんの寝床の選択肢は
ベビーベッド→お布団を並べて川の字→親の布団で添い寝→親のベッドで添い寝
の順に危険度が増していきます。
特に0歳児のうちは「同じ部屋、別の寝床」ということが推奨されています。
まだ自分の体をうまくコントロールできない赤ちゃんは、何かのはずみに危険な体制になってもそれを自力で戻すことはできません。まだ動けないはずの赤ちゃんが移動していて仰天した経験のある育児経験者は多いと思います。
- 転落の危険性(転落そのものの事故、転落のケガ防止に床に置いていたクッションで窒息、転落防止ガードに挟まって窒息など)
- 大人用のマットレスは柔らかく、赤ちゃんの顔が埋もれる危険性(赤ちゃんには硬い敷布団が必要)
- 大人用の掛け布団などが顔にかかる危険性
- ベッドと壁の隙間に挟まる危険性
- 大人が潰してしまう危険性
このように大人用ベッドで0歳児と添い寝をするのは危険がたくさん。それをいちいち気にしていたら親も安眠できません。
ベビーベッドはその意味では最強。中に何も入れなければ窒息や転落に怯えなくていいですし、他にもメリットがあります。
- 兄弟やペットがいる場合も安全
- 授乳しながら寝かせる「添い乳」はクセになりやすく、夜泣きを引き起こす原因になることがあるが、ベビーベッドだとそもそも添い乳しない
- 泣き止まなくて「もう無理ーーー!!!」ってなった時もしっかり柵を上げれば安全に赤ちゃんから離れることができる
- オムツ替えなどもベビーベッドですれば腰痛持ちにも安心
デメリットはあえて言うなら
- 柵を上げ忘れる可能性がある(柵上げた!?と寝ぼけて飛び起きたことあり)
- 部屋が狭くなる
といったところでしょうか。
ベビーベッドで本当に寝てくれるのかな、、という不安があるかもしれませんが、寝かしつけの適切なタイミングと環境を整えれば大丈夫。全部これから解説していきます!
でもうちは添い寝がしたいんだけど…?という方に向けて、次回は安全な添い寝環境についてお話ししたいと思います。では。