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H.R.Kit

この世の楽しそうなこと全て体験しないと気が済まない

ダイビングの蜃気楼

海に行きたい。ビーチリゾートではなく東伊豆の海だ。

早朝器材を担いで電車を乗り継ぎ熱海から伊豆急下田線で富戸まで行く。はじめて見たときは読めなかったけど「ふと」と読む。都内からアクセスの良いダイビングポイントのひとつだ。車があればもっと楽なんだろうと思いながら、踊り子号の中でも窓側を向いている座席に座れたときは車窓から見える海がたまらなく眩しい。駅を出るともうダイビングショップの車がスタンバイしていて、明るいショップスタッフが元気に迎えてくれる。ダイビングのインストラクターは皆明るいけど、この人は職業柄後天的に努力で明るさを獲得したな……と分かるタイプがいて、私は総じてその人たちの笑い方が好きだ。ッハッハッハと笑い出しに休符が入る。

伊豆はめちゃくちゃ坂が多い。ショップに行くまでのほんの数分の間に坂を上ったり降りたり、やたらクネクネした道を行くので伊豆に住んでたら車の運転がうまくなるだろう。ショップに着いたらすぐ準備をして浜に向かう。水着は家から着て来ている。富戸にはビーチポイントが2ヶ所あって、どちらも初心者でもいろんな種類の魚がたくさん楽しめるので人気だ。腰が浸かるくらいの深さまでじゃぶじゃぶ海に入ったらフィンをつけて泳ぎ始める。入って即きれいな青色のソラスズメダイなんかが見えてかわいい。こいつらはどこにでもいる。

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伊豆と言われて想像するよりずっとカラフルで、クマノミやこのスズメダイなんかの熱帯系の魚が見られる。もちろん食べたらおいしい系の地味な魚も多いけど。

今の時期だったらアオリイカの産卵が見られるだろう。アオリイカが泳ぐ姿というのは本当になめらかで無駄がない。産卵の邪魔をしないように静かに着底して見上げるイカは、コンピューター制御されてるようだといつも思う。体の両側のみみをウェーブさせて泳ぐ姿はいつまででも見ていたい。魚は頻繁に進路を変えて泳ぐけどアオリイカはなんか落ち着いてる印象だ。そしてでかい。ものすごくでかい。あとイメージと逆方向に進むのではじめて見たときは驚いた。

 

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これは一度しか見たことないヤマヒメノカミ。5cmくらいしかなくてとてもかわいかった。

 

海の中では意外と音が聞こえるもんだけど、やっぱり一番聞こえるのは自分の呼吸音だ。シューコポコポ……とダースベイダーの声の元になったと言われているあの音。リラックスして潜っていればいるほど呼吸は細く長く、海面へ上がっていく泡も小さくなっていく。見上げれば太陽が波にちぎられて散らばっている。きれいなグラデーションを時折横切る魚。

海から上がったら「温泉丸」に向かう。これは富戸の人気の一端を担う、ウェットスーツのまま入れる温泉だ。港に設置された漁船の中に源泉掛け流しの温泉がひかれていて、視界の先は海。夏でも海から上がった後は体が冷えているので、ここに浸かってぼけっとするのは至高のひと時。さっきまで一緒に潜ってた人たちと感想を言い合ったりなどして、話をしてれば必ず何かしらの共通点が見つかる。一度はふた回り年上のおじさまが同じ小学校出身だとわかって盛り上がったことがある。そうやってたまたま出会った人と後日別のところに潜りに行ったこともある。富戸に行くときはたいてい一人だから、話したくないときは一人でぼーっとしてればいい。昼ご飯を食べて休憩した後もう一本潜る。終わってログ付けしたらもう夕方だ。帰りの電車はたいてい爆睡している。ああ海に行きたい、伊豆の海に行きたい。だめならとりあえずプール行きたい。

 

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どこにいるでしょう

主婦 week4

冷凍したトマトを解凍してみたら大量の水とちいさな赤いぶよぶよの塊に変化してしまった。

(トマトを湯むきするつもりがゆでてしまい、冷凍庫で一瞬冷やすつもりを忘れて完全に凍らせてしまった、ので冷蔵庫に戻してみた……)

トマトってこんなに水出るんですね!!!

水にトマトだったものが浮いていて申し訳なさでいっぱいになった。サラダで食べたかったけど諦めて煮た。

 

というおもしろ風まぬけ主婦エピソードも生まれつつ主婦業も一月が経過しました。

結婚直後は夫の食事のマナーについて「絶対に直してやる」と息巻いていたのですが、一ヶ月経って完全に諦めがつきました。というのも私は勘違いをしており、食事中に肘をついたり左手をテーブルの下にしまいっぱなしなのがマナーとして正しくないことを伝えれば治ると思っていたのですが、そもそもこちらの想像を絶する不器用なせいできれいな姿勢ではどうやっても飯は食えない人間なのだと理解したからです。問題はマインドセットではなく、フィジカルにうまく箸などが扱えないせいでした。もう犬食いでも責めないよ……。

こう思い至るには四月から通い始めたお料理教室も関係していまして、この月一回のお教室を通して私は手先がめちゃくちゃ器用というただ一点でお料理において人よりアドバンテージがあることがわかりました。というかこれまで世間平均の手先の器用さが5として自分は10、と思っていたものがもしかして平均って3くらいなんじゃないか……?と思い始めたのです。野菜を均等な厚さで切る、魚を3枚におろすなどの下ごしらえの部分において、今まで料理を一切していない私にできることが全くできなかったり毎回出血しちゃったりする人が思いの外多いんですよね。そしてその人たちはたいてい調理後の実食での食事の姿勢がめちゃくちゃだったり握り箸だったりする……。

思い返せば中高はマナー教室があるような女子校で、大学は美大、就職後もものづくり系の会社だったので、手先が器用もしくはマナーが叩き込まれている人種に囲まれていたことにより、本当に不器用な人のサンプルが圧倒的に少なかったんだということが分かり、あーなんでも自分が正しいと思うことに他人を矯正しようとすんのやめよ……とフッと解脱した次第であります。

 

このようにひとつ煩悩が解消されたので今日はこれまで「どうせ汚く食べ散らかされそうだからやめよ」と思っていた焼き魚を満を持して出してみたのですが、夫は夫で「どうせうまく食べられないから全部食べる」というソリューションで小骨なども全部まるっと完食しており、背骨だけが残る大変きれいな食後の皿でした。そういうこともある。

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結婚式の時の花をシリカゲル使ってかなり丁寧にドライフラワーにしたのに引っ越して以来見つからない

専業主婦 week1

結婚式を挙げてから1ヶ月経ったんだけど新婚生活は諸事情につき2週間目です。

生まれてこのかた実家を出たことがなかったので、引越し直前は圧倒的なマリッジブルー(遅い)に見舞われ、毎晩「出て行きたくない~~~~~~~~~~ずっとこの家にいる~~~~~~(号泣)」みたいな状態だったけどいざ新生活が始まってみれば知らないことだらけでブルーになってる暇がない。

28ちゃいになってもお母さんに甘えっきりだったので自炊初心者どころかなんか生活全般のことがわからない。生活初心者です。生活、難しくないですか?

 

しかし主婦業が始まって1週間で早くもいろいろな謎が解けてきた感がある。

まずスーパーでロールのビニール袋をガラガラガラって大量に取っていくおばちゃん問題ですが、あれ絶対生ゴミ捨てるのに使ってますね。1日3食家でしてたら都度生ゴミの袋欲しいしわざわざ買いたくないわ。ということで私も早速ガラガラしております。

次になぜ主婦はノースリーブに日焼け防止グローブをしているのか問題(その二の腕の隙間焼けるやんけ)ですが、まず日々のスーパーの買い物で日傘の開け閉めすんの手が塞がっててだるいですね。OL時代にランチ行くとき財布だけ持って日傘さしてたんとは違う。そんでスーパーの袋下げてたらどうしても肘から先は日傘ではカバーできないですね。毎日日焼け止め塗るとかめんどくさすぎるし、これまた私もグローブを買ってしまいました。

そして日々着る服が変わりました。圧倒的に薄着になった。会社員の時は社内はスーツの営業さんにあわせてキンキンに冷えてたのでノースリーブ1枚なんて考えられなかったのですが、昼間1人だし部屋そんなに冷やすのは気がひけるんですよね。だから家の中ではほぼノースリーブです。そして近所の外出の時はグローブを着用。ほら二の腕に隙間できる~。なるほどねと思いました。

ちなみに家の中で熱中症になって倒れる人って毎年いるじゃないですか。自分ちなのに意味不明クーラーつけたらいいじゃんと思っていたけど自分ちだから電気代気にしてつけないんだね……今なら分かるよ……でも私は1日中つけっぱなしでもたいして消費電力変わらんってやつ信じてやってみるよ……

あとスーパーの前にある食品トレーとかの回収ボックス、あんなのいちいち持ってくるなんてリサイクル意識高いな~と思ってたけど、違うわ。ゴミの日まで家に置いとくの邪魔くさいし買い物ついでに持ってきた方が家片付くわ。ということがわかりました。

 

生活初心者はスーパーで買い物するにしてもいちいち一大事です。この野菜のこの値段は高いの?安いの?どんくらい日持ちするもんなの!?

こういうの全然わからなくて最初の1回は義母にスーパーについてきてもらった……。きゅ、きゅうりはどれ選べばいいですか!?「イボイボがとがってんのが新鮮なやつやで~」

メニューを考えるのもそもそもレパートリーがないので、その日特売の食材を使うレシピ検索、で今のところ回っているけどこれ毎日スーパーに行ける今だから成せる技だよなぁ。

壁くんに教えてもらったベターホームのお料理一年生を読本に食材ごとの保存など勉強しております。

 

新・ベターホームのお料理一年生

新・ベターホームのお料理一年生

 

 

 

その他の小トピックはこちら。

・排水溝に浅型・深型というものがあることを知る。

・二日目にして新居にゴキブリが出てキレる。

・夫が毎日お母さんが淹れた麦茶を1ℓ持って出勤していたことが判明し、当然やってもらうという義実家の雰囲気だったため野球部のようなやかんを買ってもらう。水でも飲んどけと思うけど致し方なし。

・ねえジップロックのちゃんとしたジッパー付きの袋って使い切り?洗ってまた使うもんなの?袋として立派すぎて一回で捨てられない……

 

前職のつてで細々とした仕事をもらってるけどあまりに細々すぎるので、もう少し落ち着いたら安定収入が欲しいなぁと思う反面、主婦って立ってる時間長すぎじゃない!?会社員の時より疲れてるよ毎日!

よくネットでは「主婦がいかに大変か」みたいなトピックが定期的に上がってくるけどそれって子育てもして働いてみたいなお母さんだったりするからさ、こんな夫婦2人で大変とか言ってる場合じゃないんだろうけど。共働きしてるだけでもう大尊敬だよ……

 

幸いまだ大きな失敗はなく夫も機嫌良く過ごしてるので、生活お役立ちアカウントなどをフォローして頑張りたいと思います、応援よろしくな!

ここまで晴れなくてもよかった

早く選ばれて誰かのものになりたいの私は。

そう思い続けて二十余年、やっと昨日入籍してきて心からほっとしてる。

結婚がゴールじゃないとはよく聞くけれど、私にとっては紛れもなくひとつのゴールで、やったー!ファイナリーここまで〜!!みたいな喜ばしさがある。

もうほんとに結婚以外したくなかった。彼氏がいなくても毎日楽しくて仕事も頑張ってて仲良くしてくれる友達もいて愉快に暮らしているので、ぼんやりしてたらこのままでもなんら困らない。私は何不自由なく、むしろ標準より裕福な家庭で育ち家族に一切の不満がないが故、家族は常に一番大切なもので、ファザコンとかマザコンならぬファミコン?なんですよね。ファミリーコンピューター。だからお父さんとお母さんとお姉ちゃんが百年生きてくれるんなら結婚なんてしなくていいけど、親は先に死んじゃうし、お姉ちゃんは結婚しちゃったし。私は私で自分の家庭を持ちたい、持たなきゃ、という半ば強迫観念に駆られていたので、「結婚なんて別にしなくてもいい」「結婚したくない」と思ったことがマジで一度もない。子供も欲しいし。それに加えてどうしても劇的にモテない、とにかく男の人から選ばれない人生だったので、誰か〜!!誰か早く〜!!!二十代の正社員ダブルインカムオッケーで〜〜〜す!!!みたいな旗を振りかざしながら婚活市場であらゆる術を試しました。

結局お見合いで知り合った人と結婚するんだけど、こんなにもときめかないまま結婚するのめっちゃ自分っぽいなと思ってややウケな状態ではあります。彼氏だと思うと面白みのない男の子だけど旦那さんになったら安心なタイプ。とってもまじめでややもすると愚直。なんか生まれたてのアンドロイドみたいなかんじで、コンピューターは高性能なんだけどまだアプリが野球とポケモンしか入ってないのでこれからがんばってインストールしていきたい所存です。

 

この先の人生で身を焦がすほどの大恋愛をすることが果たしてあるのか?と何度も考えた。お姉ちゃんに子供が生まれた時は「やっぱり本当に好きな人とじゃないとこんな大変なことできないのでは!?」と思ってすごい心が揺れたし、彼の方は今まであんまり彼女とかいなかったタイプなので、はじめて見た動くものを親と思う雛鳥のような状況になっているのでは…?別にこの人は私じゃなくてもいいのでは…?みたいなことを考えたりと、あー私にもこういうウェットな部分はあるんだなーと新発見だった。

でも仮装が趣味な私のせいで前撮り2回にハネムーンで後撮りまで付き合わされるのに、「君が楽しかったら僕も嬉しいよ」と言ってニコニコしてくれる姿を見て、この人に決めたのは多分間違いじゃないとつい2週間ほど前にようやく思いました。

はーあと15分で挙式会場に行かねば。マジか。ウケる。

 

今日は32℃の夏日だそうです。

三宅島(&御蔵島)2016GWの旅〜後半

ダイビング 旅行

前半の続きです。

 

ダイビングの時は実はまだかなり海が荒れていて、潜れるポイントは一箇所しかありませんでした。風がめちゃくちゃ強くて遠目で見ても沖の方まで白波が立ってて素人目にもこれはまずいなと分かったほど。

最近旅行運が低下していることもあり、これは明日ドルフィンスイムの船が出なくても不思議じゃないな……と半ば覚悟をしながら眠りにつきました。

 

メインイベント、ドルフィンスイム

 

朝起きたら曇ってはいるけど風は止んでる!やったー!

どうでもいいけど朝ごはんに毎回納豆が出てきて、納豆ほとんど食べたことなかったけど食べてみたらいけた。多分人生で納豆食べたの5回くらい。

 

港に着くと漁船がスタンバイしており、他2組のお客さんと一緒に乗船するようでした。なんだ!お客さんいるじゃん!

ドルフィンスイムは、器材を背負って潜るダイビングではなくスキンダイビングです。ウェットスーツにマスク・シュノーケル・フィンといった格好に、ウェットスーツで浮力がプラスになる分ウェイトを付けます。

私はダイビングばっかりでシュノーケリングやスキンダイブの経験がほぼゼロだったので、前日に少しスキンダイブのスイムトレーニングをしてもらっていました。

コツは上半身を海中にグン!と入れる時に足をまっすぐ上げる!足さえちゃんと上がれば自重で沈める。でもできるのは3回に1回くらい。あとは沈めずに海面でジタバタしていた……。

船は御蔵島へ向かって出発します。

 

イルカと一緒に泳ぎたい

 

風は止んでるとはいえ、波はまだあってすごい水しぶきがかかる。これは……寒いぞ!

やや凍えながらも「イルカはいるか」というダジャレを言い出さないよう唇を噛み締めて約40分。霧が立ち込めていて海面から島の半分くらい見えていない状態の三宅島に近づきました。

「イルカ、船の前方から来てまーす!どんどん入って!」と指示を受けてエントリー!

 

入った瞬間にイルカが2頭見えて、いきなりすぎてパニックになって完全に海水を飲んでしまった。えー!近い!近い!!

野生のイルカは、水族館で見るイルカよりもムキムキで、ツルツルじゃなかった。体に細い筋の傷がたくさんあって、これは体がかゆい時に岩にこすりつけたりしてるからなんだそうです。そして本当にムキムキ。でも顔はすごく優しい……

 

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前日練習した甲斐もなく、イルカが現れると興奮して息が上がって全然呼吸を整えないまま潜ってすぐ死にそうになって上がる、ということを繰り返してしまったため、イルカと一緒に泳ぐということはできませんでした。泳ぎうまくなりたいよ〜!!

目で見るのに夢中で動画を撮るのはやっぱり難しかったのですが、GoProを持って行ってたので頑張って撮影してみました。ダイビングを合わせて動画にしたので是非みてください。酔いそうにブレておりますが。

素潜り下手だし落ち着いて水面にいた方がいい絵が撮れるのでは?と思ってやってみたのがラストカットです。その通りだった。

 

 


三宅島2016

 

ダイビングではマダラエイのでっかいやつが見られたのが楽しかった。

エイの存在に気がつかなかったので(オーナーが指差していたのはわかったけど水中ばかり見ていて海底はノーマークだった)、みんなは私がガンガン近寄っていくのでヒヤヒヤしたそうです。

 

奥が深いぞ三宅島

 

ドルフィンスイムが終わってショップに戻ってきたら速攻で着替えて機材を洗って一瞬でも水着を脱水機にかける!(これができるかどうかで帰りの荷物の重さが違うので超重要)

お昼の船に間に合うようにオーナーが港まで送ってくれてお別れ。

正味1日半の滞在でしたが、三宅島のいいところをしっかり味わうことができました。

オーナーが運転中に色々説明してくれたおかげで、三宅島の噴火の歴史を完全に覚えた。昭和15年、37年、58年、そして2000年!15〜20年周期で噴火しているので、そろそろまた噴火が起きてもおかしくない頃だそうです。

一見すると土に見えるようなところも全て溶岩で硬かったり、溶岩流を受けて廃校になった学校の跡地がそのままだったり、噴火の際に出た火山ガスで木が枯れてしまい白くなった幹だけが乱立している様は初めて見る光景でした。この辺車で通りがかっただけで写真がないのが残念。

観光するにもセーフティエリアが設定されているのも行って初めてわかった。

火山活動の影響で海岸の砂利にはペリドットがいっぱい混じっていました。「これはカンラン石だよ」と言われてカンラン石って理科で習ったことあるぞ!!と突然シナプスがつながってアハ体験もした。

温泉も湧いていて市営浴場に連れて行ってもらったのですが(気持ちよかった)そこで初めて島民の人々に出会った。そういえば人に全然会わないな〜けっこう住民数いるはずなのにと思ってオーナーに聞いたら、「みんな車だしまず出歩かない。健康にいいと思ってウォーキングを始めた時も通る車がみんな止まって『どした?なんで歩いてんだ?』と救助されそうになるからすぐやめた」と言っててウケた。

 

三宅島、ただ単に東京から行ける島でたまに噴火する、くらいのイメージしかなかったんですが、火山活動のおかげで独特の生態系を持った面白いところでした。

観光ポスターにもなっていた大路池にも行きたかったなぁ。

miyakejima.blog55.fc2.com

 

また行きたいな〜。行ったら必ずまたスナッパーさんに泊まる!!

三宅島(&御蔵島)2016GWの旅〜前半

旅行 ダイビング

2016年5月4日〜6日まで三宅島に行ってきました。

ダイビングとドルフィンスイムが目的だったんですが、これがまあ楽しかったので思わずブログを書いてしまったというわけ。

 

三宅島御蔵島では何ができるのか

三宅島までは東京(竹芝桟橋)から船で6時間半。

そこからさらに1時間先に御蔵島(みくらじま)があります。

御蔵島の周りでは、なんと野生のミナミハンドウイルカの群れが見られます。

ドルフィンウォッチングを目的とすると、三宅島に泊まって船をチャーターして御蔵の方に行くか、はじめから御蔵島に宿泊するか2択あります。

東京から船(東海汽船)で行く場合、東京〜三宅島御蔵島〜八丈島で折り返して戻る、という船のルートなんですが、海が荒れていると東海汽船は「条件付き出航」を行い、波が高くて着岸できないとそのまま次の島へ行ってしまいます。

桟橋が3ヶ所ある三宅島と異なり御蔵島は港が1ヶ所のため、着岸できなかったらもうそれっきりです。

実際私たちが乗った船もめちゃくちゃ揺れて、三宅島には着岸したけど御蔵島には着岸できなかったみたいです。その場合八丈島まで行って折り返してもう一回トライするというかなりハードスケジュールに。。三宅島や八丈島のような複数港がある大きな島ならどこかの港がダメでも別の港にチャレンジできるから、御蔵島ほどのリスクはないんですよね。

目的の島で降りれなかったら乗船代は全額戻ってくるんですけど、よっぽど御蔵島に泊まりたい目的がなければ三宅島からドルフィンスイム行った方がいいなと思います。

 

三宅島にはバードウォッチングや釣り目的の人もたくさんいます。

どちらも固有種がいるようなのでバードウォッチングの人なんかは船の甲板にずっといて鳥見てるみたいでした。

 

GWなのに催行人数に達しない

5/3・4・5が三連休だったのであえてそこを1日ずらした日程を組んでいたら、

はじめ検討していたショップではドルフィンスイムは6人いないと船が出せないが、現状他に申し込み客がいなくて開催が厳しいと言われてしまった。(我々は3人)

GWに人が足りないとか……そんなことあるんだ!?!?

その1日前の日程だったら満席だったから、前後の平日が休めない人たちが行くところだったんだろうなー三宅島、と後で思ったりもしました。

 

調べ直した結果、宿泊+ダイビングショップの三宅島スナッパーさんのみがこの日程でドルフィンスイムもダイビングもオッケーしてくれました。

ここがまたまぁ神ショップでして。おかげさまで最高の旅行になりました。

 

大型客船で島へ向かう

東海汽船の「橘丸」という船で三宅島まで。

東京→三宅島は22:30→翌5:00、三宅島→東京は13:35→19:40でした。(GW時刻表)

夜行船に乗るのは初めてだったので客席のランクに迷ったのですが、2等和室で十分寝られます。和室と書いてありますが絨毯敷きで、頭側に間仕切りがあるので雑魚寝ながら人目はあまり気になりません。

確かに床は硬いのでちょっと腰が痛くなるものの、行きも帰りもずっと寝てる訳じゃなかったので苦ではなかった。

毛布が1枚¥100でレンタルあり、船内にはレストランとか自販機もあります。

行きはかなり揺れたので、夜中同じ部屋の人が気持ち悪そうでかわいそうだった…。酔い止め飲んで行って正解でした。

 

三宅島スナッパー

今回の神ショップ。

・価格が超良心的!

(経験本数50本以下なら重機材無料とか、宿泊費もかなりお得)

・ダイビング中写真を撮ってくれる上に動画も編集してムービーを作ってくれる

(まさかそんなサービスしてくれるとは知らなかったのですごいびっくりした)

・ご飯がすんごい美味しい

(島の食材をふんだんに使ったものすごいボリュームの晩御飯、ロキノンにも出店したサバサンド、朝食は普通の和定食だけどこちらもボリューム満点)

・一見寡黙なオーナーだけどホスピタリティにあふれている

(最初はあまりしゃべらない海の男。その実、もうちょっと商売っ気出した方がいいのでは!?と客が心配してしまうほどサービス満点)

・無料Wi-Fiがっつりつながるし洗濯機・乾燥機もすぐ使えてダイバーには嬉しい

・オプションで早朝送迎&仮眠つきにできる

(朝5時に港について2時間ほど寝たら驚くほど回復できたのでよかった)

 

ダイビングも楽しくてあんだけ船が揺れた後とは思えないほど透明度も良くて最高だったんですが、この旅のハイライトは夜でした。

「ご飯食べ終わったら星見に行こうよー」と話していた私たちに、「星、見に行きますか」とオーナー。

なんと車を出してくれるとのこと。いいんですかー!?と言いながら飛びついた私たちは、自然のすごさを目の当たりにします。

 

真っ暗な林と満天の星空

 

「まず最初に神社に行きます」と言われ、神社…?星のスポットなのかな…?と頭にハテナを浮かべていました。

車が止まったのは神社へ続くふもとの道。車のヘッドライトを消すと完全に真っ暗です。

降りるとさわやかな空気とともになんともいい香りが……この神社はシイノキ林になっていて、今のシーズンはシイノキの花が咲いてる香りなんだそうです。

 

オーナーの懐中電灯のみでしばらく進んだところで、「一度明かりを消すのでしばらく目を慣らしてください」と言われました。

じっと立ち止まっているはずなのに不安になってキャーキャー言い合いながら友達と手をつないだりしていると、真っ暗だと思っていた中からグレーの空がだんだん現れました。

「ではそこで90度左を向いてみてください」と言われて見てみると、そこに何かが光っている!!

ホタル!?でも動かない……じりじりと近寄っていくと、それは光るキノコ。

イノトモシビダケという、シイノキの腐ったところに生えてくるキノコなんだそうです。

色としては蓄光塗料を暗いところで見てるのと同じイメージ。だからキノコ本体は白いのかと思いきや、光を当ててみるとなんか茶色いなんてことない見た目なのにまた驚き。こんなの昼間通り過ぎちゃうよ。

シーズンがくればもっと群生すると言われたけど、はじめて見た光るキノコにめちゃくちゃ感動してしまいました。

キノコがなぜ光るのかは原因は分かっていないそうです。光る意味、なんかあるのか?自分で胞子撒けるのにね……??

 

自然……!自然すごい!自然意味不明!!

 

キノコを堪能したあとは、島の最北端にあるヘリポートに連れて行ってもらいました。

高い位置にあるので星が見やすいと言われ、車を降りた瞬間に爆笑してしまうほどギャグみたいに星が見える!作り物か!プラネタリウムかな!?

こんなにはっきりくっきりと星を見たことがなかったので、本当に感動しました。

なんか空が近かったし、ちょうど私たちの頭上にだけ星が綺麗に出てたけどこれはトゥルーマンショーなの?手を伸ばせば取れそうだけど??と思いながら寝っ転がってしばらく星空を眺めていました。

流れ星を見つけたら「美貌美貌美貌」って言おうと思ってスタンバイしてたけど見つけられなかった。

 

朝5時に島についてこの充実っぷり、ほんとに忙しいアラサーOLにぴったりのアクティビティだったわ……と心から思いました、私はもはや無職だし忙しくもなんともないんだけど……

 

長くなったのでドルフィンスイムについては次の記事で!