H.R.Kit

この世の楽しそうなこと全て体験しないと気が済まない

憧れのロックミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

高校のとき同じクラスになったよっちゃんは、天然パーマがボリューミーな女の子で、私のカルチャーの先生だった。今でいうサブカルの走りだったよっちゃんが勧めてくれた音楽や映画は、今でも大好きなものが多い。

中でも一番影響を受けたのが映画版Hedwig and the Angry Inch旧東ドイツ生まれの少年が自由と愛を手に入れるために性転換手術を受けるが失敗し、男でも女でも無いヘドウィグというロックシンガーとして自分が真に愛する「かたわれ」を探す人生を描いたロックミュージカル。オフ・ブロードウェイからはじまり今年で20年、まさに世界中で上演されるような演目になり、私も日本で山本耕史版、森山未來版に通い詰めた。三上博史版はあとから存在を知ったので音源しか持っていないけど見たかったなぁ。

オリジナルの作・主演はJohn Cameron Michael。彼のパフォーマンスを見たのは9年前の山本耕史版のときの『ヘドウィグ~』ツアーファイナル大打ち上げLIVE~ジョンも来るよ!〜(なんつうタイトルだ)で数曲披露してくれたのが最後で、その時すでに43歳だったしなんとなく日本で見るのはもう最後なのかなぁって思ってた。


ところがそのジョンが日本でヘドウィグのショーをやるってニュースを目にしたのが公演初日。絶版になってた映画版DVDのリリース広告だった。なぜ気付かなかった私!?!?慌ててチケット情報を見るも当然時すでに遅し。4日後が大阪公演だけど1公演しか無い上に千秋楽!こんなの絶対無理じゃん…と泣きながらありとあらゆるチケットサイトに目を通しTwitterなどでも嘆願していたところ、よくわからないチケットBBSに英語の書き込みを発見。譲ってくださいに対する返信の書き込みだったけど、もうこれを奪うしか無いくらいの勢いでメール発送。もしこの人から返事がなかったらどうか私に…と嘆願したところなんとOKが!!この公演のために中国から来日するという気合の入ったファンだということがわかり、私も期待度がアップ。ただTwitterで公演の感想を検索するとなかなか賛否両論で、あんま期待しすぎんとこ…と思いながらも眠れない夜を過ごした。

そして当日中国のファンの子と合流。私に譲ってくれたチケットの本来の持ち主は、なんとビザが下りずに来日できなかったとのこと。なんてことだ…。中国でもヘドウィグの公演が企画されたこともあったけど潰されて、DVDも発禁らしい。「中国ではヘドウィグはillegalなの」と言って笑っていた。日本でDVD買って帰るそうな。

せめてもの感謝の気持ちを示すべく大阪観光ガイドを名乗り出てしばし観光。

 

途中ユーリ!!on Iceのガチャガチャを発見してめちゃくちゃテンションが上がる二人。ジョンはユーリ!!on Iceのヴィクトルのモデルになっていることでも知られているので(むしろ日本ではその方が有名かも)、そこで鼻高々と「私はユーリの1話を見た瞬間にこれはジョンだってわかったよ!フィギュアスケートが好きなだけで見始めたから久保先生がヘドウィグ好きってとこまでは知らなかったけど一目見てわかったもんね」となぜかドヤ顔かましてしまった。ユーリのフチコさんみたいなやつでヴィクトルが2種類あったので二人共出るまで回して「ちっちゃいジョン……!」と喜んでいた。そうか自分の推しの俳優がアニメキャラのモデルになるとこんなグッズが手に入るのか!と目から鱗。

日本でのこれまでのヘドウィグの公演などについて質問され、いろいろと答えてるうちに彼女らの一人がとんでもないガチオタだということが分かってきた。まずNYに住んでてジョン本人に認知されて名前覚えられてるし、ヘドウィグに関する情報は全て網羅していてPCには公演日付ごとの写真フォルダがあるらしい。中国のファンはみんな彼女のweiboから最新情報を得ると友達も証言。本物だ。絶句してしまうようなお宝写真を見せてもらったり、ジョンのこのインタビュー映像がすごくいいよとかいろいろ教えてもらった。(見たけど英語字幕なしなので何も理解できず。がんばろう…)

 

公演限定のTシャツを買うために開演2時間前から並ぶという二人と一度別れ、私はヘドウィグオマージュのヘアメイクをした。Wig in a Boxというナンバーに擬えて、ヘドウィグの公演を観る時はいつも派手なアイシャドウをする。

I put on some make-up

and turn on the eight-track

I'm pulling the wig down from my shelf

美しく着飾って自分を取り戻すこと、全てを脱ぎ捨てた自分になってみること、どちらも手放さずにいることをヘドウィグを見ると思い出すので、誰にも会わなくてもいつも派手な化粧をしてハイヒールを履いて劇場に行く。昨日は特に派手にしたくて手芸用のラメを顔にまぶして行ったのでかなり道行く人々の視線を感じた。でもいいのだ。

 

 

 

(以降、今回の公演の内容について詳しく触れています)

 

 

 

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会場はNHK大阪ホール。今までヘドウィグの公演を見てきた中で段違いに大きい箱で、これうまく盛り上がるかな…?とすこし心配になった。ヘドウィグは場末のライブハウスで少ない客を相手に巡業している設定で、その彼女のツアーの一環として物語が始まるのでどう考えたってホールツアーじゃ広すぎる。それに今回の公演は「SPECIAL SHOW」と題されていて、落胆のTweetも散見されたのでもしかしたら内容が全然違うのかもしれない。それでもジョンが見れればそれで……と思っていたそのとき幕が開いた。

全くの杞憂だった。Tear Me Downのイントロの中、中村中(あたる)さんのイツァークの紹介で歌いだすヘドウィグ。繰り返し、繰り返し聞いたCDと全く変わらない歌声がそこにあった。私本当にジョンの歌を聴いてる!もう54歳だしなぁとか思ってごめん。この広い会場をものともしない巨大なエネルギーで会場が一気に湧いて皆立ち上がる。すごい存在感だった。Wig in a Boxのときのショートヘアのウィッグの可憐なこと。みんなで歌うパートでテンポ完全に外して誰も一緒に歌えなかったのもご愛嬌。ところどころに「モウエエワ」「ウルサイ」「乳首ドリル」など関西弁とギャグを交えてきてジョンらしいな〜と思った!(当日ジョンはInstagramに街中のすち子のポスターとの2ショットをアップしていていたので、それの説明も含めてあとから乳首ドリルのギャグを説明するの難しかった、「大阪にはとても大きなコメディアン集団がいて劇場も持ってて毎週ショーのテレビ放送があるんだけど……」)

中村中さんも、山本耕史版でも観ていたけど格段に表現力の幅が上がっていたと感じた!今回はヘドウィグ/ジョン イツァーク/中 と割り切った配役ではなく、二人で一役であり全役の演出だったので、中さんがヘドウィグでいる時間がかなり長かったけど、これは将来中さんがヘドウィグを背負って主演するルートもあるんじゃないか?と思わせるくらい良かった。(ただ公表されていたキャスティングは上記の通りだったので、不満を抱く人がいるのも大いに分かる。中さんがヘドウィグを演じるというのは公式からは事前に解釈のしようがなかった)

懸念だったNHKホールは音響も照明も最高で、最後ヘドウィグが光の中へ向かって歩き出すシーンの照明設計なんて素晴らしくてまた泣いてしまった。ほんと照明効果的だったな。

 

「ヘドウィグは全編ジョンに演じてほしかった、セリフ全部英語でもいいのに〜」「あのアニメなに?マジ"日本"じゃない?」「なんでExquisite Corpseをイツァークが歌う!?そんな演出今まであった!?」「なんで最後トミーのWicked Little Town(reprise)でTシャツ着てるの!?全部脱ぎ捨てた姿と被せてたはずだったのに…あのワッペンを捨てるスケールのショボさよ」(これは日本ではステージで裸はダメとかそういうこと?と聞かれたけど前に三浦春馬の全裸も見てるしきっとそうじゃないよね?単にジョンのボディラインの都合だったのではないかと思う)などなど、見終わったあと口々に言い合った感想はみんな同じで笑ったけど、それも全てジョンの歌声の前では風の前の塵に同じ。本人が再演するというカタルシスだけではなく確かな力量とパワーでやりきってくれたことに感謝して運営の綻びにも両目をつぶって終わりたいと思います。

そして明日はジョンの最新作「How to talk to girl at parties」のジャパンプレミア。行ける人いいなぁ…

公式Instagramなど貼っておきます。ヒット祈願!

www.instagram.com

主婦 Year 1

結婚して一年が経った。マジか〜。

思っていたよりずっとあっという間に一年が過ぎてしまった。はじめて自分で生活のすべてをマネジメントするようになり、毎日目の前のことをクリアするので精一杯だったからかもしれない。
実家暮らし同士がはじめた新しい暮らしだったのでヨチヨチスタートだったけど、その分お互いに生活の中の自分ルールみたいなものがなく、随時決まりを作ったり変えたりしていけたのがよかった。
夫の良さは一緒に暮らし始めてから分かった。口では「彼氏としては面白みはないけど旦那さんなら安心なタイプ」なんて言っていたけど、まさかここまで暮らしやすい人物だったとは。穏やかで思いやりがあり下手な料理に文句も言わずいつもニコニコしている。休みの日にスーパーでも行こうかなと腰をあげるとついてきて必ず荷物を持ってくれる。ありがたや〜。私がキッチンでなにか落として「ギャーーー!」とか叫んだりすると必ず見に来てくれるし。まぁ見に来ても「あら〜」とか言ってるだけなんだけど、手伝うことがあればすぐやるよという気持ちが伝わるのでそういうささいなことがとても嬉しく、またこういうことが嬉しいっていうことが嬉しい。この人と結婚できて幸せだなと思う。こんな風に思うなんて結婚するときは想像もできなかった。

夫は一切こだわりを持たないわりに、私のこだわりは見抜いたり理解しているのがすごい。「なんでもいいよ」が口癖のわりに意外と目利きとでもいうか、気付いてほしいところを外さずにちゃんとおさえている。いつもボーッとしてるのにピンポイントで的確なこと言ったりするのでびっくりする。
夫は頭の回転も早ければ記憶力も抜群なので、言った言わない問答をする必要がないのも最高。なんでも覚えててくれる相手と暮らすのは楽でもあり、小手先のごまかしがきかない脅威でもあるけど。けっこうトンチンカンなことをする時もあるけど、その場の感情で動く私とは違い夫なりのロジックが通っているので(なぜこうしようと思ったんだ?)と夫の思考を探る謎解き要素もある。

私にとって結婚は「大好きな人とずーっと一緒にいる方法♡」ではなく「一生信頼するパートナー選び」だったから、青春時代に誰にも選ばれず満たされなかったルサンチマンは一生つきまとうものだと思っていたけど、それが少しずつ影を潜めていくのを感じる。
夫はなぜか私に自分の全てを委ねることにためらいがないので、この謎の信頼に応えられる自分であろうと私の短気でヒステリックな人格がほとんど登場しなくなってきた。優しいいきものと暮らすうちにどんどん自分も丸くなっていくというか……アニマルセラピー……????
出会った日からときめきはないけど間違いなくこれは愛。大事にするぞ。

ゼルダの伝説がおもしろい

夫がNintendo Switchゼルダの伝説ブレスオブワイルドを買ってきたので一緒にやっている。

私は子供の頃からゲームをほとんどしたことがなくて、

・たまごっち(初代)

テトリス(キーホルダーのやつ)

・中学生の頃友達に貸してもらったゲームボーイアドバンスハリーポッターのゲームをやるもラスボスがどうしても倒せず、ホグワーツ中を歩き回って百味ビーンズを集めるだけのゲームと化す

・大学1年の時に大人の脳トレが流行ってDSを買ったけどマジで脳トレ以外やらずにDSを後輩に売る

・同じく大学1年の時にロコロコというゲームのビジュアルがめちゃくちゃ気に入ってPSPを買い、ロコロコをやり終えたらPSPを先輩に売ったつもりが何故かお金はもらえずかわりに新品のフットサルボールをもらう

という5タイトルの経験以外ない。据え置きのゲーム機を持ったことがないし。

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ロコロコ。地面を傾けてロコロコを転がしながらいろんな仕掛けをクリアするゲームで、気に入りすぎて「ロコロコのうた」という主題歌を全部覚えて歌っていた。黄色いロコロコでスタートして旅の途中でどんどん色違いの仲間に出会うんだけど、出会った時に唄う歌が可愛すぎてセーブせずに延々遊んでいたので多分クリアしていない。

 

一方夫は起きてる時間のほとんどはゲームをしており、ゲームをしてない時間は野球を見ている。

私は親しい人が好きなものはだいたい興味あるので、夫との共通言語が一個増えるかなという軽い気持ちでゼルダをはじめてみたらすごい楽しくて毎日ちょっとずつ探検している。

他のゲームと比べようがないから、何が新しくてどこがすごいのか全然わかんないんだけど、景色がすごく綺麗なのが一番気に入ってるかもしれない。高い塔に登って遠くを眺めてる時の地面のにじみ具合とか、夕日がキラキラ反射してる葉っぱとか、崖を登ってたら突然開けた地形にコバルトブルーの池が現れたりしてなんか旅行の楽しさがある。ゲームのグラフィックってどんどんできることが増えてリアルになってるけど、ゼルダの絵はリアルなだけじゃなくて水彩画みたいな絵として美しい表現をしようとしてる感じがしてすごく好き。バーッて草原走りながら日の影が濃くなってきてるのに気付いて、あー今日天気いいなーとか思いながら冒険する。そう、天気がちょくちょく変わるのもいい。朝焼けと夕焼けもちゃんと色が違う。雨が降るとすべって崖が登れなくなっちゃってちょっと行動がセーブされるから、池でカエルとか捕まえてる。

なんか何してもちゃんとゲームの世界に影響があるのがいい。野焼きができるときいて絶対やりたかったので、はじめにたき火を見つけた時に喜んでたいまつでその辺の草むらに火を放ったら、風下に立っていたので即自分に燃え移って死んでしまって笑った。(さいしょのゲームオーバー)りんご取ろうと思って木登りしてて滑り落ちたら死んだし、火薬っぽい樽がある!爆撃だー!って爆弾投げつけたら爆風で自分も死んだ。無理して標高の高いところに行ったら寒くて死んだ。刀で草むら切ったら草なくなるし、たまにバッタとか出てくる。岩も腕力で持ち上がりそうなやつはちゃんと持てるしやっぱりバッタとか出てくる。飛んでる蝶々もしゃがんで近付けば取れるし、夜になるとホタルが出てきてさすがにこれは飾りかなと思って近付くとこれも取れる。虫にはそれぞれ効果があって、敵を倒して出てくる素材と合わせて料理したら薬になる。うん、料理できるのも楽しい。村とかに鍋があってそこに材料を彫りこむと料理できる。最近米を入手したのでおにぎりとか作れるようになった。たまに「微妙な料理」っていう変な色でモザイクかかってる料理ができたりもして、リンクに食べさせるとまずそうな顔をする(一応スタミナも回復する)。

いろんなところにコログっていう妖精が隠れてて、みつけるとコログの実をくれる。説明に「ちょっとくさい」と書いてあってなんで?と思ってたけど多分コログのうんちなんだと思う。最初の村でお地蔵さんが5体並んでるとこに4つしかりんごがお供えしてなくて、?と思いながらりんごひとつ置いてみたらコログが出てきて可愛かった。

敵と戦うとゲーム慣れしてなくてすぐ死んでしまうのでめっちゃ走って逃げたりしてるから、戦うの一向に上手くならないしメインストーリーがクリアできるとは思ってないんだけど(下から2番目の強さの敵が既に倒せない)、ストーリー進めなくてもたくさんミニクエストがあったりまだ地図がない場所をうろうろしてるだけで楽しい。どこまでできるかな〜。

はじめてのかくていしんこく

去年会社を辞めてフリーランスになったので、はじめて確定申告というものをしました。

独立するぞ!と意気込んでよく調べた上で退職したわけではなく、結婚で引っ越すんで物理的に通えないっす辞めます、と言ったら前職の人が仕事くれるようになったので、フリーランスの基礎的な知識がまるでなくていろいろとつまづいてしまった。

 

源泉徴収 

私は源泉徴収というものを本当にまったく理解していませんでした。「なにかいつも給料から引かれている」としか思っていなかった。フリーランスの初仕事で入金してほしい額をそのまま請求額として請求書を発行したら、なんか9割弱くらいのお金しか振り込まれなくてめちゃくちゃびっくりした。

「な……なんで!?」とクライアントである前職の先輩に聞いたら経理部に確認してくれて、そこではじめて「デザイン費の報酬には所得税がかかり源泉徴収される」ということを知ったのです。これ相手が旧知の仲じゃなかったらヤバかった。

ていうか源泉徴収ってなに、と思って調べてはじめてサラリーマンが確定申告をしなくていい意味も年末調整の意味もわかりました。なんて無知だったんだ…

 

学生の頃していたアルバイトの業務の一つに、ECサイトで商品の着用モデルをキャスティングする仕事があった。モデルさんの報酬について「3並び」「2並び」と表現することがあって、3万円の仕事だったら税金が天引きされる分を含めて報酬は¥33,333にするんだよということをかなり噛み砕いて説明されたことがあった。当時は赤ちゃんだったので仕組みを理解しないまま数字として覚えていたけど、源泉徴収の仕組みを調べていた時に「あれってこれのことか!!!」と6年越しくらいに理解してその遅さに思わず笑ってしまった。でもおかしいなぁ今私は源泉10.21%で計算してるのに…と思ったら東日本大震災後に復興税が加わって税率が変わったらしい。当時は10%だった。

 

退職金と失業手当は関係ない

どっちも必要な書類だろうと思って握りしめて行ったけど、失業手当に所得税はかからないし退職金は一千万以上じゃないと関係ない話だった。一千万円ほしい。

 

社会保険料関連

ところが国民健康保険とか年金とかの領収書がもうどっかいっちゃってて、ダメ元で持ってきた領収書じゃないなんか払った金額書いてあるやつはいらないと言われ、来年は捨てないでくださいねと税務署のお姉さんに優しく諭された。

 

医療費控除

去年痩せる漢方薬を買ったのと銀歯をセラミックに変えたのとかもろもろ合計したら10万超えてたので申請できた。痩せる漢方薬は効いたのかどうか今となってはわからない。

 

提出はしたものの

サラリーマン生活ではバックオフィスのありがたみを理解していなかったことがはじめて分かりました。これまでの人生で出会った人事・経理・総務ほか管理系の人々の顔を思い浮かべて膝をつき祈りを捧げた。あなたの会社の新卒に代わって謝ります、感謝が足りなくてごめんなさい。

会社を辞める時に、4人の営業マンだけの関西支社に籍を移したらどうかという話もあり、一瞬(そうしておけばよかった……)とフリーランスのややこしい手続きのあれこれに疲弊してタラレバが脳裏をよぎったが、在職中から超嫌だった仕事をスケジュールを理由に断ることができた時、「私は自由!!!」と叫んで気持ちよかったので行けるところまで頑張ります。いつも息継ぎのない文章しか書けない。

 

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29歳になった

ロボット掃除機「コーボルトVR200」のはなし

今年買ってよかったもの2016みたいなエントリをたくさん読んで私も書いてみたいなと思ったものの、買ってよかったダントツ1位のお掃除ロボにしぼって書いてみることにしました。

買うときにレビューが少なくて困ったので、いつかコーボルトを検討している人のためになれば……

 

 

お掃除ロボが欲しい

とにかく夫の毛という毛が抜けるんである。普通男女が一緒に暮らし始めたら女の髪の毛のほうが問題になるのでは?と思うけど、うちの場合逆だった。毎日掃除機をかけても右向いて左向いたら陰毛がテーブルに乗っている。トランクスなわけでも裸族なわけでもなく、常時着衣だしいったいどんな仕掛けでそんなに毛が舞うのか?本当に分かりません。分かるのは間違いなく夫はハゲるであろうというその一点のみ。ハゲゆく人にハゲるなと言ったところで自然の摂理にかなう由もなし、床の色が白っぽいフローリングなこともあって目立つので毎日毎日 殺 殺 殺 殺 殺 と思いながら掃除機をかけていたのでフリーランスの初月の給料で絶対にお掃除ロボを買うぞと心に決めた。

家をきれいにしたいというより精神衛生向上のためです。

 

お掃除ロボ戦国時代

調べだしたらもうロボット掃除機は市場に溢れまくっていて安いものでは3千円台からあってびっくりした。シェアNo.1は依然iRobot社のようですが、ルンバは選択肢になかった。ルンバは障害物に当たったときのショックセンサーで壁や障害物を認識するので、ずっと使っていると壁にルンバの高さで擦り跡が残るらしく、それは嫌だなぁと思っていました。あと丸いことを信用していなかった。部屋の角どうすんのさ。

実家ではPanasonicのRULO(ルーロ)を使っていて実力もよく知っていたのですが、ずっと疑問に思っていたのが「ランダム走行で何回も同じ床を掃除するからきれいになるよ」という点。これは他のロボット掃除機も同じなのですが、絶対ランダムより規則的に動かしたほうがよくない?自分が部屋の雑巾掛けするときだって絶対ランダムになんてせずに壁に対してまっすぐに動き始めて順番に床攻めるでしょ。

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(いらすとやさんのイラストを貼ってみたかったので貼った)

と思っていたときにヨドバシで運命の出会いを果たす。

 

コーボルトとの出会い

Kobold(コーボルト) はVorwerk(フォアベルク社)というドイツのメーカーの商品です。ヨドバシにはメーカー説明員の方が立っており一通り説明を受けてかなり気になったものの、その場ではふれあい動物園のように狭い空間に10種ほどのお掃除ロボが閉じ込められ、ぶつかり合い子供に執拗にゴミを食べさせられたりしていたため各々の実力がわからず。ショールームが代官山にあるとのことなので行ってみることにしました。

 

ショールームにはてっきり若い営業マンでもいるのかと思いきや、白髪に髭をたくわえた木こりのような素敵なドイツ人のおじさまがポツンとパソコンをしており詳しく説明してくれた。英語だったので聞き逃した部分もあるけどだいたいこんな感じ。

・D型なので壁際や部屋のすみのホコリを逃さない

・レーザーと超音波のセンサーでぶつかりがほとんどない

・ランダム走行ではなく、はじめに部屋の外周を走ってから中を規則的に動くので効率よく掃除時間が短い。

・USBポートが付いているのでwebページからソフトウェアの更新ができる

ソフトウェアについて質問したらすごく生き生きしだして「これは僕がプログラミングしたんだよね」と言い出したのでそんな人がショールームに!?と思ってビックリした。

フォアベルク社はもとはカーペットの会社で、自分とこのカーペットを掃除できるものを作ろうということで掃除機の分野に進出したとのこと。なので掃除機とカーペットだけの会社で他に家電は作っていない。コーボルトは2015年ドイツ国内で最もよく売れたロボット掃除機なんだそう。コーボルトという名前は家に住み着いて家事を手伝ってくれたりするドイツの妖精みたいなものからきているらしい。その妖精は家事の見返りとして贈り物をもらうとその家を出て行ってしまうそうです。それって屋敷しもべ妖精のことじゃない?ドビーって元ネタあったんだ!(ハリー・ポッターの話をしています) 

一通りお話しした後「君が私たちの商品を忘れないようにこのコーボルトのマスコットをあげるよ」といってぬいぐるみをくれた。

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我が家にやってきたコーボルトくん

 

実際に使ってみた感想

生活が変わり世界がきらめき始めた。

髪の毛一つでイライラしなくなったのはかなり大きいことで、日々の機嫌の良さが底上げされました。コーボルトは賢いので人間側は床に服を置かないとかコード類に気をつけてさえおけば出かけてる間に掃除が済むので、普通のコード式掃除機はほとんど使わなくなりました。はたきを一緒に買ったので、家電の上のホコリを落としたり、入り込めない洗濯機の隙間などははたきでホコリをかき出しておいてから動かすととても良いです。

公式webではハンディクリーナーとセットで販売しています。まぁヨドバシで買ってもポイントでハンディクリーナー買うのとほぼ同じ値段なので、ハンディのほうがいらない人はヨドバシが一番いいかなと思います。ちなみにハンディも結構便利に使っていますがあまりにも充電器から取り外しにくすぎるのが難点。こちらは別にオススメじゃない。

www.vorwerk.co.jp

コーボルトの悪いところは音がうるさいのと排気がかなり強いところです。在宅中に使いたい人はルーロのほうがいいと思う。(静音な分パワーも落ちますが)

小回りがきいてカクカクした変な形の廊下も上手に壁に沿って掃除してくれるので、ほんとに買ってよかったなーと思っています。おすすめです!

iPhoneで動画と写真が同時に撮れる

タイトルの通りです。

こんな最高な機能があるって知ってました!?知らなくてめっちゃびっくりしたので思わずブログを書き出したけど多分これ3分で書き終わります。

動画を撮りはじめると、普段ならカメラロールに行ける左下の窓がシャッターボタンになります。

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動画撮りながら写真撮りたいシーンではこれ押すだけ。以上です。

 

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カメラロールを見ると動画撮影中に静止画シャッターを押したシーンが保存され、最後に動画が保存されています。

これめっちゃ便利じゃないですか!?みんな知ってた!?動画も写真も撮りたいよ〜〜〜ってシーンももうこれでオッケー。絶対活用します。はい3分。

専業主婦 week10 関西カルチャーショックの話

なにげなくキッチン用の手拭きタオルを嗅いだらめちゃくちゃ臭かった。

洗い立てなのになんで!?と思ったけど調理中の生臭い手の匂いが移ったのか。くさいくさいとTwitterで騒いでいたら「ステンレスソープ」なるものを教えてもらい、早速百均に走ったところダイソーにありました。ハンドソープを使うときに水を流しながらこのステンレスソープで手を擦り洗うと、魚やネギのにおいがきちんと取れるの。すご〜〜〜〜い。匂い取りの観点だけならべつにハンドソープなくてもいいんだけど、その方が滑りがいいので使ってます。百均で買ってよかったもの暫定No.1です。

 

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なんかルックも良いよね。

 

さて新婚生活も早2ヶ月が経ち、すこしずつ関西と関東の違いを感じる今日この頃。

関西の「ねぎ」問題

疑問に思うあまりTwitterでアンケートまで取ったのですが、どうやら関西圏では単に「ねぎ」といった場合【小ねぎ/青ねぎ/万能ねぎ】を指すっぽいんですよ!

あれ?特に驚きでない?そうですか。でも東京だとねぎといえば【長ねぎ/白ねぎ】を指すと思うんですよね。なんかわたしにとってただの「ねぎ」が「白ねぎ」とわざわざ白いことを強調されて売られている……と思ってなんかちょっとさみしい気分になります。言われてみれば確かに「ねぎ焼き」って青ねぎだしな。でも「関西の人」と大きくくくって取ったアンケートで青ねぎ派と白ねぎ派が半々だったので、細かく調べたら地域差があるのかもしれない。

念のため東京の人にもアンケートを取ったところ、

・ねぎといえば白ねぎだよ      50%

・ねぎといえば青ねぎだよ        7%

・ねぎについて何も考えたことないよ 43%

ということでした。ねぎについて一緒に考えてくれ〜〜〜!!!頼む〜〜〜!!!

もやしが細い問題

続いてこちら。私が思う「もやし」がいつも「緑豆もやし」として売られている事に気付いた。じゃあただの「もやし」は?と思って探してみたら、なんか、なんか細くない!?

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左が「もやし」右が「緑豆もやし」です。細長〜〜〜い。

原料を見たら「もやし」は「ブラックマッペ(ミャンマー産)」と書いてあった。なんじゃそら?と思って調べたら黒豆の事だそうです。へぇぇぇ。東京では私は見かけた事がありませんでした。もやしといえばこの緑豆もやしで、大豆もやしは豆がくっついてるナムルとかに使うやつ、という認識でした。東京でも普通に食べるのかなぁ?ご存知の方コメントください!

おでんにはんぺんがない問題

急に冷え込んだ日、セブンイレブンで「はんぺんください」と言ったら「関西にははんぺんないんですよ〜」と言われてひっくり返った。そ……そうだったんだ!?「あとちくわぶもないんですよ〜」と店員さんが続けて教えてくれた(そっちはどうでもいい)。この日は夫と水樹奈々さんのライブを見に行き豪雨に襲われたあとだったのですが、この親切な店員さんに「東京から(ライブのために)来られたんですか?」と聞かれてすこし恥ずかしい思いをしました。お会計の後「お風邪召されませんように……」と言ってくれたとてもいい店員さんだった。

それにしてもショック。おでんの具の中ではんぺんが一番好きで冬は週に2回ははんぺんを食べていたので会社の最寄のコンビニの店員さんに覚えられていたくらいだったのに。ショック。とてもショック。家でするしかない。

 

薄口醤油の使い所がいまいちわからない問題

東京のうどんが黒い、という関西人の話はよくきいていていたし、関西は素材の色をきれいに生かす薄口醤油を使うんだろうな、というのは頭ではわかっている。でもなんとなくまだ自分の手に馴染んでないので使い所がよくわからないです。「白ごはん.com」で薄口醤油を指定されたときしか使えていない。要調査。

ソースの種類多すぎる問題

「関東の人ってソースなんでも泥ソースやんな?」と複数人から聞かれたんだけど、その泥ソースがなにかわからないんである。ソースの使い分けが全くわからない。というか元々ソース使うのってお好み焼きとかたこ焼きくらいしか思いつかないので、うちにはおたふくのお好みソースがあるのみ。夫は無頓着なので私の知識は更新されていません。そのうち私もソースにこだわりを持つようになるんだろうか。

 

思った以上に細かい差がある

引っ越すまではエスカレーターが左右違うとか、すき焼きが違うとか、お雑煮が違うとかそのへんのベタな知識しかなかったので、実際に生活してみると細かい違いがいろいろあっておもしろいです。食周りのことで既にこれだけあるので、ほかにもたくさんあるんだろうな。切り餅と丸餅の違いの文化的背景を知っていたので、「そういや何で関東って切り餅なんだろね」という夫のふとした疑問にWikipedia口調で答えられたときはたいへん誇らしかったです。

 

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自信がないのでうどんはヒガシマルのうどんスープ